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西駒山荘
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霧ケ峰
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涸沢
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白馬大雪渓 落石で女性2人死傷 北ア1カ月で3件目
2006/08/28 10:06

 27日午前11時15分ごろ、北アルプス白馬岳(2、932メートル)の白馬大雪渓中腹で、登山ツアーに参加していた東京都西東京市、主婦竹内芙美代さん(63)と、同市内の女性(58)が落石を受け、竹内さんが脳挫滅で死亡、女性が足や腰に軽いけがをした。

 北アルプス北部では、落石により、7月29日に針ノ木岳の針ノ木雪渓で2人が死傷、8月4日に鑓ケ岳の鑓沢付近で1人が死亡している。いずれも登山ツアー参加者で、この1カ月のうちに、3件も同様の落石死亡事故が発生する異常事態になっている。

 大町署などによると、今回の登山ツアーは、西東京市が出資する同市文化スポーツ振興財団が主催。ガイド、ツアー責任者を含む計22人がパーティーを組み、北安曇郡小谷村の宿泊先から日帰りで白馬大雪渓を散策する計画で入山していた。

 落石は、目的地の標高約1900メートル地点に達し、ガイドを先頭に縦1列になって休憩していた時に発生。正面から直径約1メートルの石が落ち、列から約1メートル離れた場所にいた竹内さんら2人に当たった。竹内さんは県警ヘリコプターで大町市内の病院に運ばれたが、即死だった。当時、天候は薄曇りで、山頂付近はガスが濃くよく見えなかったという。

 同郡白馬村役場などによると、今シーズンの北アルプス北部は例年より残雪が多く、雪解けのため落石が起きやすい状態になっている。7月22日には、白馬大雪渓上部で大規模な土砂崩落が起きているのが確認されており、村は同月下旬、ルート上に落石注意の看板を設置するなどし注意を呼び掛けていた。



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