信州山小屋ネット~朝日に染まる白銀の山々(大町市の山岳博物館から)

西駒山荘 荷下げ
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西駒山荘
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霧ケ峰
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涸沢
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登山の魅力を子どもに 燕岳の山荘がファミリー教室
2006/08/17 14:49
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 燕岳(2、763メートル)への登山者らでにぎわう燕山荘がこのほど、ファミリー教室を開いた。子どもたちにも北アルプスの魅力を知ってもらい、若い登山者を育てていきたいと企画し、関東や近畿地方の4歳から中学生の子どもを連れた9家族が参加。「また来たい」と話す子どもたちに、燕山荘社長の赤沼健至さん(55)も目を細めていた。

 安曇野市中房温泉から12日に入山し、燕岳に登り燕山荘に泊まる2日間の行程。同山荘スタッフのほか、飯田市出身の登山家、大蔵喜福(よしとみ)さん(55)が案内した。途中の合戦小屋で昼食を作り、1日目の夜には星空、翌朝にはコマクサを観察して楽しんだ。

 燕山荘が家族を対象に教室を開くのは7シーズン目。北アの登山者は中高年が目立つ傾向が年々顕著で、「若年層の登山者をどう増やしていくか」は山小屋経営者にとって共通の課題だ。

 宿泊者の8割が50-60代という常念小屋支配人の山崎直人さん(60)は「燕山荘のような地道な取り組みが将来の登山者増加につながる」と注目。蝶ケ岳ヒュッテ支配人の神谷圭子さん(41)も「蝶ケ岳(2、677メートル)も子どもが登りやすい山。燕山荘のような試みができる思う」と話す。

 燕山荘の教室に加わった子どもたちは下山前、大蔵さんから1人ずつ燕岳登頂の証明書を受け取った。大阪府の岩本和霞(あいか)さん(14)は「頂上から虹の根元を見ることができ、夏休みの思い出ができた」と笑顔を見せた。



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