信州山小屋ネット~朝日に染まる白銀の山々(大町市の山岳博物館から)

西駒山荘 荷下げ
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西駒山荘
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霧ケ峰
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涸沢
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北アの高山植物保護 イラスト入りしおりで訴え
2006/08/16 14:44
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 かれんな花々が咲き誇る季節を迎え、登山道や山小屋周辺で高山植物の保護を呼び掛ける取り組みも活発だ。山小屋や遭難防止対策協会、行政機関などでつくる高山植物等保護対策協議会中信地区協議会は今シーズン、注意を書いたしおりをイラスト入りに変更。登山者に保護の大切さを訴えている。







 穂高連峰の登山基地・涸沢を11日、中信森林管理署、環境省松本自然環境事務所などの職員とグリーンパトロール隊員の計7人が訪れた。約40張りが並ぶテント場で、声を掛けながら登山者にしおりを手渡した。横浜市の学生、生駒諭史さん(21)は「自分も含め、みんなが注意しなくてはいけない」と受け取っていた。







 しおりは今季、計4万枚を用意した。ヤチトリカブト、タカネシオガマ、シコタンソウの花とライチョウの4種類で、写真とともにそれぞれの特色を記している。裏面にイラストで、高山植物採取の禁止、登山道以外への立ち入りやペットの連れ込みをやめることなど、5項目の注意事項を書いてある。







 昨季までは文を個条書きしただけだったが、子どもや外国人にも分かりやすいように-とイラスト入りにした。花の写真が好評のうえ、記念になると人気があり、4種類全部を欲しいという人もいるという。







 北アルプスを管轄する同管理署によると、管内で登山者らへの指導は2005年度に約2500件。踏み荒らしや禁止区域侵入が7割を占め、休憩や写真撮影時が目立つ。松島克彰同管理署業務課長は「地道な活動を続けることで、高山植物保護に対する関心を高めたい」と話していた。



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