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「山の手帖2018」
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松本 山岳フォーラム
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浅間山噴火「系統樹」
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残雪まだ2-5m 涸沢のテント場 雪解け1カ月遅れ
2006/07/29 14:45
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 標高約2300メートルの北アルプス涸沢のテント場は今夏、まだ2-5メートルの雪が残る。例年より1カ月近く雪解けが遅れているとも言われ、山小屋関係者は登山道の整備などに追われている。

 涸沢カールに向かって登っていくと、雪渓上に長さ2、300メートルにわたって「階段」が続いている。涸沢ヒュッテ、涸沢小屋の従業員がスコップで雪を削り、小屋までの道を整備した。

 登山者が歩くことで階段が壊れるため、手入れは連日の作業。涸沢小屋の男性従業員(25)は「登山道の見回りも入れると、長い日は道の整備に半日はかかる」と話す。

 例年この時期は涸沢小屋と涸沢ヒュッテを結ぶ歩道から上方に残雪が広がっているが、今夏ははるか下まで雪渓が延びている。「例年より1カ月遅れ。これだけ残雪が多いのは久しぶり」と北ア南部遭対協の常駐隊。

 涸沢ヒュッテはテント泊の人の要望に応じて、コンパネ(型枠用合板)を貸し出している。テントの下に敷き、岩場や雪上でも快適に過ごせるように-との配慮だ。

 梅雨前線豪雨の影響もあり、例年のこの時期なら数十のテントでにぎわうテント場も、まだ数はまばら。涸沢小屋経営者の奥原広次さん(72)は「天候が回復すれば雪も解けるし、山にも活気が戻る」と、梅雨明けを待ち望んでいる。


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