信州山小屋ネット~朝日に染まる白銀の山々(大町市の山岳博物館から)

松本 穂苅さんしのぶ
松本 穂苅さんしのぶ

「山の手帖2018」
「山の手帖2018」

松本 山岳フォーラム
松本 山岳フォーラム

浅間山噴火「系統樹」
浅間山噴火「系統樹」

松本 山岳フォーラム
松本 山岳フォーラム

雪の状態 斜面で極端な違い 蓼科山頂ヒュッテ
2006/04/27 10:03
YAMA200604270018400134776016.jpg

 22日に小屋開けをした。煙突を取り付け、ストーブに火を付け、室内のセットに入る。時々、息苦しくなってごろごろ床に寝転びながら作業した。雪ですき間を覆われている小屋の換気が不足していることに気がつく。ストーブとわれわれ人間とで空気の奪い合いをしていたようだ。

 今年の雪は斜面によって状況が極端に異なる。南西面や日照の長い面では雪が解け、岩や地面がむき出しになっている。しかし、北東面では吹きだまりが多く、平年より1-2メートルは積雪が多い感じだ。小屋の周辺もびっしりと雪に閉ざされた。

 山頂直下の急斜面は夜の冷え込みで午前中、アイスバーンになっていた。その上に20日から21日にかけて雪が30センチぐらい積もった。

 新雪の下は凍っていて表層がそのまま滑り落ちてしまい、アイゼンを履いていてもステップを確保し難い、なかなか厄介な雪面だ。多分、大型連休中はこんな雪の状態だろう。アイゼンとピッケルが必須だ。今年の冬は各地で遭難があった。ぜひ、十分な準備をして山に入ってほしい。

 (蓼科山頂ヒュッテ 米川喜明)


北陸と信州・長野、新潟の観光情報が満載! 北陸・信越観光ナビ

信州山小屋ネット


掲載中の記事・写真・イラストの無断転用を禁じます
© 信濃毎日新聞 The Shinano Mainichi Shimbun