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山岳会60年の歩み記録 信濃支部報 45号を1冊に
2006/03/15 09:55
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 日本山岳会信濃支部は、来年の支部設立60周年記念事業として、支部報の第1号から昨年5月に発行した45号までを1冊にまとめた「復刻・日本山岳会信濃支部報」を作った。支部活動の内容や会員の海外遠征記録などから、戦後の山岳界の動きが分かる。同支部は「山に関する資料の一つとして利用できる」とPRしている。

 信濃支部は1947(昭和22)年、全国4番目の支部として発足。支部報の第1号は翌年6月に発行した。60年代までは年に2回から数年に1回の不定期だったが、70年から10年余は中断。現在はほぼ年2回のペースで発行している。

 昭和20―30年代の支部報には、学校教員などによる「日本アルプスの氷河学の一問題」「山岳の地学的研究」といった論文が目立つ。中野和郎支部長(69)=安曇野市豊科高家=は「登山は現在のように一般的でなく、地形などを研究する『学術登山』が主体だった」とする。

 昭和40年代以降は、中央アジアやニュージーランドへの遠征記が掲載されるようになった。国内でも、北アルプスなどの一般登山者が増え始め、自然環境への影響を心配する文章も。「このころが登山の大衆化の始まりだ」と中野さんは振り返る。

 復刻版は、編さん委員6人が2002年に編集作業に着手。発足当時を知る会員に古い支部報を探してもらい、全号を集めた。B5判790ページで、支部会員以外にも7000円で販売している。問い合わせは中野さん(電話0263・72・3345)へ。



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