
松本市安曇の北アルプス・涸沢カールで、白や黄色の高山植物の花々が見頃を迎えている。涸沢から奥穂高岳や北穂高岳へ向かう登山道脇で競うように咲いており、山頂を目指す登山者らが歩きながら眺めたり、休憩して写真を撮ったりと楽しんでいる。
カール中央部に広がっているのは、ハクサンイチゲやシナノキンバイなどの花畑。涸沢ヒュッテ社長の山口孝さん(63)によると、ことしは例年よりも開花が遅めのため、7月末ごろまでが最も見頃になるという。
北穂高小屋を目指して登山道を歩いていた長野市の6人グループは咲き乱れる花々に、「わあ、きれいだね」とその場で一休み。同市安茂里の早川勝美さん(68)はデジタルカメラで花を撮影しながら「必死に歩いていて見落としたらもったいない」と笑顔を見せた。
【写真説明】涸沢カールに広がる花畑に足を止める登山者たち