信州山小屋ネット
涸沢に春の青空 北アで山小屋掘り出し
11年4月15日(金)掲載
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 北アルプス・涸沢で15日、山小屋「涸沢ヒュッテ」が今季の営業開始に向けての準備を本格化させた。午前7時半すぎ、第1陣の4人がヘリコプターで上高地を出発。涸沢に降り立った従業員や関係者ら計25人が、青空の下でスコップや除雪機を使い、雪に埋もれた小屋を掘り出した。ヘリは野菜やインスタント食品などを上高地で積んで、涸沢との間をピストン輸送した。

 穂高連峰直下、標高約2300メートルのヒュッテ周辺の積雪は例年より少し多めの8メートルほど。社長の山口孝さん(63)=松本市=によると「3月下旬の冷え込みで、雪が固くて解けが悪い」が、10日間かけて掘り進め、27日の上高地開山祭に合わせて営業を開始する予定だ。

 4・5月の大型連休中の宿泊者は例年小屋で約千人、テントで2千人ほど。ピークは2日と見込んでいる。山口さんは「大震災で少し人出に影響があるかもしれないが、今年は特に気合を入れて、山から元気を発信したい」と話していた。

【写真説明】北アルプス穂高連峰を望む涸沢カールで、除雪機やスコップを使い雪に埋もれた山小屋を掘り出す従業員ら=15日午前8時50分

 


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