信州山小屋ネット
山行を甘く見ている事例も 北ア遭難防止常駐隊解隊式
10年8月26日(木)掲載
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 北アルプス南部と北部の県山岳遭難防止常駐隊の解隊式が25日、安曇野署で開かれた。隊員計43人が夏山シーズンの7月12日から45日間、山小屋などを拠点に遭難救助活動や登山道の整備などのパトロールに従事。この日は約30人が出席した。

 穂高連峰や槍ケ岳がエリアの南部と、後立山連峰などがエリアの北部の常駐隊長がそれぞれ今季の状況を報告。南部は遭難件数が33件で死者1人、負傷者27人。北部は遭難件数20件、死者3人、行方不明1人、負傷者11人だった。県警地域課によると、件数は例年並みという。

 北部の田中要隊長(61)は「(遭難者のうち)中高年登山者が80%を占め、転落や滑落事故が5割と多く、疲労が原因の人も多かった」と報告。県警の笠原浩幸地域課長は「全国の傾向と比べ、難所での滑落が目立つので注意を喚起したい。山行を甘く見ている事例も見られる」と指摘していた。

【写真説明】山岳遭難防止常駐隊の解隊式で県旗を返還する北部地区の田中隊長(中央)

 


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