夏山シーズン終盤を迎えた北アルプス涸沢で21日早朝、残雪の雪解け水でできたカール内の池に、朝焼けに染まった奥穂高岳(3190メートル)や涸沢岳(3110メートル)が映し出された。
近くの涸沢ヒュッテによると、池の水量が豊富で快晴無風という条件が必要で、夏山シーズンを通して、めったに見られない光景。今年は残雪が多く、例年より池は大きいという。
油絵の題材にする写真を撮るため、20年ほど前から涸沢に通っているという遠藤保さん(69)=静岡県富士宮市=は「こんな光景を見たのは初めて。ばっちり絵になる」と興奮気味だった。
【写真説明】涸沢の池に映る朝焼けの涸沢岳(中央)=21日午前5時半