
夏山シーズン最盛期を迎えた北アルプス槍ケ岳(3180メートル)の山頂が4日早朝、御来光を見ようと多くの登山者でにぎわった。午前5時前、雲海の中から朝日が顔を出すと、山頂に集まった約40人の顔が赤く染まり、「出た」「きれい」と、歓声が響いた。
辺りが白み始めた午前4時、山頂直下の槍ケ岳山荘から続々と登山者が山頂を目指して急な岩場を登り始めた。佐賀県唐津市の峯孝広さん(74)は、孫の小学3年、中森麟太朗君(9)と山頂で記念撮影。麟太朗君は「(岩場の登りは)怖くなかった。朝日がまぶしくてきれい」と笑顔だった。
同山荘の3日の宿泊者は350人。支配人の杉山徹さん(41)は「このところ天気がよく、御来光を見られる日が多い。夏の人出はお盆前がピークです」と話していた。
【写真説明】槍ケ岳山頂で御来光を見る大勢の登山者たち。朝日が辺りを赤く染めた=4日午前4時57分