
立教大観光学部の学生たちが3日、下高井郡山ノ内町志賀高原の東館山山頂にある展望台レストランに、カフェ「RevPAR(レブパー)」をオープンした。観光地の新たな楽しみや過ごし方を提案しようと計画。若い発想や力を借りて、再ブランド化を目指す。
同学部の庄司貴行教授(44)=観光経営学=と、発哺(ほっぽ)温泉にあるホテルの竹節浩史社長(45)は、高校と大学の同級生の間柄。何か観光振興に役立つことはできないかと話が持ち上がり、昨年10月から準備を進めた。庄司教授の研究室に所属する約40人のうち、2、3年生18人がかかわることになった。
若い世代の女性登山者を指す「山ガール」をターゲットにしており、志賀高原にも訪れてもらえるよう、カフェを通じて山での過ごし方を提案する。店内には、テントや「山ガール」が着るおしゃれな登山用の服も展示した。
営業時間は午前9時~午後4時。調理は東京都内のレストランのシェフが担当し、学生は接客などをする。メニューはローストビーフやチキンライス、スープ、ワイン、ジュースなど。同高原のホテル3軒と協力して、宿泊客の遅い朝食にも対応する。
昼食で妻と一緒に立ち寄った栃木県日光市の大屋洋三さん(52)は「若い人がいるので活気があっていいですね」と話していた。
カフェの営業は、志賀高原のホテル関係者らでつくる「新生!志賀高原協議会」のテナント誘致に向けた実証実験の一環でもあり、観光客らにアンケートに答えてもらう。
営業は29日まで。学生代表の小倉尚之さん(23)=3年=は「地元の人との協力を通じ、観光地の再ブランド化に役立てたい」。庄司教授は「3年ぐらいは取り組み、どんな変化を生むのか見ていく必要がある」と話している。
【写真説明】志賀高原の東館山山頂に、立教大の学生たちがオープンしたカフェ