北アルプスの涸沢(標高約2300メートル)で24-26日、山岳愛好者のためのイベント「涸沢フェスティバル」が初めて開かれる。「エコロジー」と「安全登山」をテーマに、自然や登山の魅力を発信する企画。自然観察会やワークショップなど、多彩な催しで登山者を迎え入れる。
主催の出版社「山と渓谷社」(東京)によると、最近の登山者総数は1990年代に比べて減っているが、富士山などで若者の登山人気が高まる動きがあるという。若者や登山初心者に「山の魅力を知ってもらい、次世代の登山者を育てたい」と考え、涸沢ヒュッテ、涸沢小屋など周辺の山小屋と連携して企画した。
24日午後3時に開幕。期間中は山小屋にカフェを開いて特別メニューを用意するほか、夜には山岳をテーマにした映画上映(24、25日)や、電気を消して暗闇の中で自然を感じる「キャンドルナイト」(24日)も行う。朝のヨガ体験(25、26日)、涸沢を題材にした落語の上演(25日)、登山用具メーカーによる登山ワークショップ(同)なども予定している。
参加条件は、自力で安全に登山、下山ができること。参加無料。悪天で登山が危険な場合は中止する。詳細はイベントの特設サイトhttp://special.yamakei.co.jp/karasawa/へ。