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在来種のソバ、復活目指す 伊那で試験的に今夏種まき
2016/01/07 11:06
伊那 在来種復活へ

 伊那市のそば店などでつくる「信州そば発祥の地伊那そば振興会」が、同市高遠町・長谷地域在来のソバを復活させようとしている。在来とみられる種が2014年に見つかり、今年は夏に長谷で試験的にまき、数年後には地元のそば店で提供できるようにする計画。辛味大根や焼きみそを使った「からつゆ」で食べる伝統の「高遠そば」を在来のソバで打ち、「究極の高遠そば」として地域おこしも狙う。

 在来とみられるソバの種は県内の施設にあった。在来種に多いという小粒で、袋の表記から長谷の浦地区で採取されたとみられる。同振興会会員で、高遠町でそば店を営む守屋豊さん(63)は「小粒なので味は濃いのではないか」と話す。

 振興会会員で高遠町のそば店主の山根健司さん(50)によると、高遠の一部と長谷を指す入野谷(いりのや)地域は江戸時代からソバ名産地の一つと言われてきた。振興会長の飯島進さん(61)は、長谷の消防団員がおいしいそば目当てに、浦で夜警や訓練の打ち上げをしたがった―との逸話を聞いたことがあるという。

 見つかった種は昨年、約500グラムまで増やした。当面、浦の約300平方メートルにまく予定。現在、高遠や長谷で栽培しているソバのほとんどは「信濃1号」に切り替わっているが、浦は標高1200メートル前後で、他品種との交配を防げる環境という。

 高遠そばの食べ方は、旧高遠藩主の保科正之公が好んだとされる。種の名前は、高遠藩にちなむ「高遠在来」、採取地から「入野谷在来」「浦在来」などが候補に挙がっている。

 「在来種をブランド化すれば生産者にも利点がある。長谷を中心に契約農家を増やしたい」と飯島さん。高遠町にそば店や観光客が増えることも期待している。

写真説明:伊那市長谷の浦地区で採取したとみられるソバの種(左)と信濃1号(写真上)。種をまく浦の予定地。南アルプス仙丈ケ岳を望む


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信州そば漫遊