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信州そば「発祥地は伊那」 市など主張、イベントでPRへ
2012/09/26 10:00
伊那「信州そば発祥の地」主張

 伊那市を「信州そば発祥の地」として売り込もうという動きが活発化してきた。江戸時代に高遠藩主、保科正之が高遠独特の食べ方を広めたとされるためで、今秋は「発祥の地」をキャッチフレーズにした催しが複数開かれる。ただ、発祥の解釈は幅広く、関係者には「早く言った方が勝ち」との思惑もあるようだ。

 市などによると、そば好きだったという保科正之は1636年に山形藩へ、43年に会津藩へ移る際、そば職人らも連れていったと伝わる。辛み大根の搾り汁に焼きみそを溶いた「からつゆ」で食べる高遠の風習も一緒に広まったとされ、現在も福島県会津若松市などで「高遠そば」と親しまれている。

 伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームは10月27、28日、「信州そば発祥の地」を掲げ、初の「信州伊那新そばまつり」を開く。通常のせいろや、つゆに焼きみそを溶く食べ方などで半人前ずつを提供する「半そば食べ歩き」などを企画している。

 公園内のそば店、名人亭を運営する「そば打ち名人の会」の小林史麿会長は「ソバの栽培やそば切りという食べ方がどこで始まったかは定かでない」とするが、「発祥の地とは、物事が広まっていく元の『扇の要』。それはここ(伊那)しかない」。保科が徳川4代将軍家綱の後見役を務めたころ、江戸でそば文化を広めた可能性もある―と推測する。

 白鳥孝市長は、市議会6月定例会の一般質問で「信州そば発祥の地には諸説あるが、伊那が手を挙げても間違いではない」と答弁。25日の定例記者会見で「(抗議などの)電話が来るかと思った」と明かしたが、実際にはなかったといい「伊那が発祥と言い切っていい」と強気に転じた。

 市観光協会高遠支部は11月1日から同市高遠町の高遠城址(じょうし)公園で開く秋まつりでも、同じキャッチフレーズでそばをPR。同市内の萱では、奈良時代に行者が置いていったソバの種が起源とされる行者そばの祭りも10月21日に予定されている。白鳥市長は「そばを一つの集客のきっかけとし、農産物や景観なども発信していけるといい」としている。

写真説明:名人亭のせいろそば。「信州そば発祥の地」を冠した初の催しを10月に開く


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信州そば漫遊