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野球部監督からソバの生産者に 富士見の遊休農地使い
2009/11/12 10:53
「土地を生かせて、自分も楽しい」と野沢さん(右)に話す小笠原さん

 県内の高校で野球部の監督を計37年間務め、この春に勇退した元保健体育教諭の小笠原健一さん(62)=岡谷市東銀座=が、諏訪郡富士見町神戸の遊休農地を借り受けてソバを栽培している。農業の経験はなかったが、周囲の協力を得ながら作業は軌道に乗りつつある。小笠原さんが手掛けたソバは、かつて岡谷南高校で指導した野沢英樹さん(35)=茅野市米沢=が営む店で十割そばとして提供される予定だ。

 小笠原さんは旧塩尻高(塩尻志学館)、須坂商業高、飯田高などで野球部監督を務め、1989年に岡谷南高、2004年には諏訪清陵高で夏の県大会準優勝を経験。富士見高校で教えていた10年余り前、「退職したら自然の中で生活したい」との思いから、八ケ岳がよく見える富士見町の標高千メートル近い土地に別宅を構えた。

 教員を退いてからは、別宅周辺の遊休農地を何とかできないかと考えるようになった。地元の人の助言でソバの栽培を始め、教え子の親の協力も得ながら農作業を身に付けた。農機具は借りたり、譲り受けたりしてきた。

 野沢さんは今年5月、高校の野球部仲間の結婚式で再会した小笠原さんから「ソバの栽培を始めたので、花が咲いたら見に来てほしい」と言われた。家庭菜園程度と思っていたが、現地を訪れてみると、畑の広さは1・5ヘクタールもあった。気付いた点を丁寧にノートに書き留めるなど作業に打ち込む姿に驚かされたという。

 「生産者の顔だけでなく、人柄まで見えるようなそばを店で出したい」。農作業に励む小笠原さんを見て、野沢さんはそう思うようになったという。自らが営むそば店「長寿更科」で提供する十割そばには小笠原さんが栽培したソバを使うことに決めた。

 特に小笠原さんと同じ団塊の世代に味わってもらい、何か打ち込むものを見つけるきっかけにしてほしいと思っている。

 小笠原さんは「遊休農地を耕すことから始め、愛情を込めて育てたソバで教え子がそばを打ってくれることになった。本当にやりがいにつながる」と周囲の協力を喜んでいる。


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