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ソバへの思いをつづる 信大名誉教授の氏原さん出版
2007/10/18 10:01
著書を手にする氏原暉男さん

 ソバの研究を続け、ソバを使った地域おこしなどに取り組んできた信大名誉教授、氏原暉男さん(73)=上伊那郡南箕輪村=が、「ソバを知り、ソバを生かす」と題した本を出版した。「農学は応用科学-との信念で活動してきた学者人生の途中経過をまとめておきたかった」と氏原さん。新品種開発や、ミャンマーでケシ畑をソバ畑に変える運動に懸ける思いをつづっている。

 6章構成。第2章は、県内などで広く生産されている品種「信濃一号」の1・5倍ほどの実がなる新品種「信州大そば」を開発した当時の思いや苦労を紹介。第3章では、新品種の赤ソバ「高嶺ルビー」のふるさとで、氏原さんが「生涯で最も長く深く付き合った国」というネパールでの調査記録などをつづった。

 第4章では、富山県や長野県内で氏原さんが支援した、ソバを核にした地域づくり活動を紹介し、成功の条件を分析。「地域の人だけでなく外の人の視点を取り入れることや、多くの人が受益者になる工夫などが欠かせない」と指摘する。

 アヘンの生産地ミャンマーで、ケシ畑をソバの栽培に切り替える活動をしているNPO法人「アジア麻薬・貧困撲滅協会」の理事長を務めており、その支援活動にも章を割いた。現在、同国中部の高原地帯で新たに5000トンほどのソバを収穫できるよう栽培面積拡大の準備を進めているという。「政治的には難しい国だが、私たちは現地の栽培組合と直接交流している。これからも橋渡しを続けたい」

 ソバは「品種改良が難しく、他の農作物に比べ人間の言うことを聞かないが、そこが魅力」と氏原さん。これからもソバにかかわる活動を続けたい、と話している。

 柴田書店発行。B6判、227ページで1冊1600円。問い合わせは同書店営業部(電話03・5816・8282)へ。


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