
小諸市内のそば店や宿泊業者を中心につくる「信州こもろそば振興会」が、カップルや家族連れの旅行者に市内での思い出などを書き込んでもらおうと、「あなたのそば帳」を作った。客に足跡を残してもらい、小諸に繰り返し訪れるリピーターを増やしていこう-との考えだ。会に加盟する25業者に配り、順次利用が始まっている。
そば帳はB5判で30ページ余り。表紙をめくると、江戸時代の小諸地方の盆踊り歌にあったとされる「信州信濃の新そばよりも わたしゃあなたのそばがよい」の一節と、これにちなんだ「縁結びのまち」をPRする取り組みが紹介してある。そば帳には、小諸での思い出のほか、街の印象、食べたそばの感想といった店へのメッセージなども自由に書き込んでもらう。
依田昌平会長(63)は「そば店の店主は厨房(ちゅうぼう)に入って頑張っていることが多い。ノートを通して、お客さんの声を聞くことはやりがいにつながる。接客の工夫などにも生かしていきたい」と話している。
【写真説明】完成したそば帳を掲げる「信州こもろそば振興会」の会員