
長野市戸隠地区のそば店などでつくる「戸隠そば祭り実行委員会」は26日、11月の献納祭で戸隠神社宝光社にそばを納めるため、ソバの種まきをした。例年、献納するそばは地元農家が栽培したソバの粉を使ってきたが、今年は自分たちで栽培から挑戦。休耕地の活用とともに農家の苦労を学び、今後のそば普及にあらためて力を入れる初の試みだ。
戸隠地区の休耕地約500平方メートルを活用。事前に耕運機で耕した畑で、祭り実行委員や戸隠そば商組合青年部員など若手中心の16人が手分けして、同地区で栽培された在来種のソバの種約10キロをまいていった。10月中旬に収穫予定だ。
栽培したソバは11月5日の献納祭で利用されるほか、一部は観光客にも振る舞う予定だ。
種まきに先立ち、戸隠神社の神職による豊作祈願が行われた。実行委員長の横川幸喜さん(48)は「愛情を込めて育てて、神前にささげたい。昨年は不作だったので、今年は豊作になってほしい」と話していた。
【写真説明】献納そばに使うソバを栽培するため種まきをする参加者