
長野市戸隠地区で23日、地元商工業者でつくる実行委員会主催の第37回戸隠そば祭りが開かれ、神話にちなんだ「岩戸投げ大会」があった。中社の鳥居横に設けたステージから岩戸に見立てた畳を力いっぱい放り投げ、飛んだ距離を競った。
県内外から36人が参加。力自慢の天手力男命(あまのたじからおのみこと)が投げた岩戸が戸隠山になったとの神話をイメージし、参加者は白い服にかつらをかぶって登場。畳は大人が18キロ、女性と小学生以下向けが8キロあり、参加者はふらつきながらも「えい!」と気合を入れて投げていた。
そばの食べ歩きなどを楽しむ観光客が見守る中、一般の部で優勝したのは6・33メートルを投げた同市横町の会社員、檀原健さん(34)。来年も優勝を狙うといい、「(遠くに投げる)こつはちょっと教えられませんね」と照れながら話した。
大会は、旧戸隠村のころから姉妹提携し、投げる前の岩戸があったとされる宮崎県高千穂町でも、同時に開催した。
【写真説明】畳を力いっぱい投げる「岩戸投げ大会」の参加者たち