
松本市浅間温泉の旅館とホテル計5軒が連携し、1日から手打ちそばと温泉入浴をセットで提供するサービス「手打ちそばめぐり・湯めぐり」を始める。価格は1500円。日帰り客と地元市民が主なターゲットだが、「そばを味わえる温泉」のイメージ定着を図り、宿泊客やリピーター(繰り返し利用する人)の増加につなげたい考えだ。
サービスを始めるのは「ホテル井筒」「いづみ荘」「ホテル玉之湯」「地本屋」「目乃湯」。昨年11月に地元で開いた初の「新そば祭り」に、予想を大きく超える人出があったことから「いつもそばが味わえる温泉地づくりを目指そう」と発案。まず有志の5軒で始めることにした。
通年で毎日午前11時-午後2時、各旅館自慢のそばと温泉が楽しめる。各旅館の経営者や料理長が、宿泊客に提供している独自のそば粉を使って打つ。量でも満足してもらおうと、1食180-200グラムと、通常の約150グラムより多めにした。
「そばと温泉を求める人たちで、昼間の温泉街も活気づいてほしい。本物の味を提供し、浅間温泉全体を盛り上げていきたい」と、玉之湯の山崎良弘社長(51)。賛同者を増やし、いずれは温泉街全体での取り組みを目指す方針だ。
サービスの利用者には次回に使える100円の割引券を贈る。予約なしでも受け付けるが、山崎さんは「できれば予約してもらえると助かります」と話している。
【写真説明】手打ちそばと温泉入浴をセットで提供するサービスを始める浅間温泉の旅館・ホテルの経営者たち