飯山市内のそば店や農家などでつくる北信州いいやまそば街道組合(木原一夫理事長)は5日、「北信州いいやま『そばの里』」を宣言した。富倉そばをはじめとする飯山のそばと、芋なますやエゴといった郷土食を合わせ、市の支援策を受けながら「食を楽しめる街道」づくりを進める。
同組合は、地元で採れるソバを使った地産地消のメニュー創作に取り組んでいた「みゆき野そば街道協議会」が、「飯山」をアピールしようと改名して10月に発足。生産や加工、宿泊などの業者と連携し、「飯山そば」のブランド化を図る。
市は、農産物加工や特産品開発も含めた「旅産業」による経済振興を目指しており、民間事業者が旅産業に関係のある事業を行う場合、活動を補助・委託する。同組合は最初の支援先で、本年度100万円で受託する。
市内で開いた宣言式で、「そばと地域食材を楽しみ伝統の食を未来に伝える」「職人の技を磨き交流を楽しむ」と、そばを通じた地域おこしを宣言。木原理事長は「そばを中心に食、温泉、健康も取り入れた総合的な旅を楽しめる街道づくりを目指したい」と意気込みを語った。
組合加盟16店は「新そばまつり」を開催中で、卵白で飯山の雪をイメージした「あわ雪野沢菜そば」などを提供している。
【写真説明】「飯山のそば」の普及を目指して開いた「そばの里」宣言式で、そばや郷土食を楽しむ出席者