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ソバの乾燥施設導入 飯島の本郷営農組合
05年11月 3日(木)掲載

 飯島町本郷地区の農家でつくる本郷営農組合が今季から、ソバを良好な状態に乾燥させ袋詰めする「乾燥調整施設」を導入した。近隣に同様の施設はなく、ソバ産地としての地位向上や設立を準備している農業法人の経営面でも期待がかかる。

 施設は、収穫時に混じる雑草などを除いて計量、乾燥し、実を大中小に選別して袋詰めするまで流れ作業でできる。高さ4・8メートル、容量4トンの乾燥機が4台あり、ソバの風味を残すよう遠赤外線で42時間かけて乾燥、保水量も調整する。導入費は4200万円。国、県が半額を補助した。

 本郷地区は10年以上、転作でソバを栽培し、今季の栽培面積は約30ヘクタール。1年ごとのブロックローテーション(輪作)で連作障害もなく安定的に生産、県原種センターと契約し県内に流通するソバ種子を供給している。これまで上伊那農協の赤穂ライスセンター(駒ケ根市)を通じて出荷していたが、ソバ専用施設の導入で純度が高まり、新ソバを収穫直後に出荷できるようになった。

 飯島町では地区営農組合ごとに農業法人化を進めており、本郷地区も来年2月ごろの設立が目標。伊藤一男組合長(62)は「駒ケ根や中川からもソバの乾燥調整を受託し、法人経営のプラスにしたい」と話している。6日午前10時-午後3時に本郷1の現地で施設見学会を開く。

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