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大町スキー場が閉鎖 跡地「遊びの広場」構想
08年10月18日(土)掲載
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 大町市中山高原の大町スキー場が今冬の営業を行わず、そのまま閉鎖されることが17日までに決まった。リフト会社によると、スキー人口減少や暖冬による雪不足などが響き、ここ数年は赤字続きだった。跡地利用については、地元住民らが、家族連れ対象の「遊びの広場」とする構想を進めている。

 市などによると、同高原では大正時代にはスキーが行われ、1927(昭和2)年に大町スキー場の前身「中山スキー場」が開場。下高井郡野沢温泉村の野沢温泉スキー場(1924年開場)などと並び、県内で最も歴史のあるスキー場の一つだ。戦後の58年からリフトが運行。最盛期の昭和40年代にはひと冬で7-8万人が訪れた。

 しかし、スキーブームが去り、近年の利用者は1万人前後に減少。リフト2本を運行してきた「大町リゾート」社長の小林義典さん(81)は「体力的にも限界。営業を引き継ぐ人を探したが、あきらめた」と話す。スキー場の大半は市有地で、同社は市との賃貸借契約を9月末で解除した。

 一方、スキー場近くの民宿や食堂の経営者が今月14日、NPO法人の設立に向けた総会を開いた。民宿経営者で、法人理事長に就任予定の結城寛治さん(66)は「市からスキー場用地を借り、アスレチック用具を備えた子どもの遊び場や、都会の人が農業を楽しむ畑、音楽会向けの舞台などを設けて、通年で家族が楽しめる場にしたい」と話している。

【写真説明】閉鎖される大町スキー場=大町市中山高原

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