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バイオ燃料「優しい火」 信濃町でたいまつ200本に灯
08年1月13日(日)掲載
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 信濃町観光協会は12日夜、町内の黒姫山ろくにある黒姫高原スノーパークで、バイオ燃料を使ったたいまつ約200本に灯をともした。町内では東大などのグループがバイオ燃料の研究を続けている。研究成果をPRするとともに、スキー場を明るい雰囲気で盛り上げるのが狙いだ。

 ゲレンデ近くの町営駐車場の沿道には、大人の胸ほどの高さのたいまつを約2メートルの間隔で並べた。午後6時すぎ、協会の担当者が一つずつ点火すると、たいまつの先端からゆらゆらと炎が立ち上り、真っ暗だった道を照らした。

 埼玉県さいたま市から家族3人で訪れた自営業の太田雅子さん(42)は「すてきな雰囲気」。バイオ燃料が使われていることについては「とても優しい火のように思えます」と話していた。

 研究グループは、自動車などのエネルギーの「地産地消」の可能性を探るため、稲わらなどからのバイオ燃料の生産を目指している。昨年は精製施設を町内に建設、試験栽培した資源用米などからバイオエタノール約300リットルを生産した。

 気温が低いとバイオエタノールだけでは燃えにくいため、この日は1対1の割合で灯油を混ぜて使った。

 研究に参加している環境コンサルタント会社、総合環境研究所(松本市)の高山光弘所長は「県内でバイオエタノールの明かりがともるのは初めてではないか。大きな一歩です」と話していた。

【写真説明】バイオ燃料を使ったたいまつに灯をともす信濃町観光協会の担当者=黒姫高原スノーパーク

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