ひまわりの湯かぐらの湯倉下の湯
松代荘、リニューアルへ 長野市、御開帳の21年目指す
2018/06/15 11:08

 長野市は、温泉で人気がある松代地区の国民宿舎松代荘をリニューアルする。駐車場や客室を増やすほか、大露天風呂の新設も構想している。施設は年間を通じて多くの利用があるが、老朽化や駐車場の少なさなどが課題で、地元からも集客力を高めるための対応を求める声が出ていた。シニア層を主なターゲットに、善光寺(長野市)の次回の御開帳がある2021年春のグランドオープンを目指す。

 松代荘は1964(昭和39)年、合併前の旧松代町が建てた。市観光振興課によると、温泉は鉄分や炭酸カルシウムの多さや茶褐色の湯が好評で、宿泊人数は年約2万3千人、休憩利用も16万人前後で推移してきた。

 ただ、老朽化などに加え、36ある客室も定員が3〜5人のため、夫婦での利用が多い昨今の傾向にマッチしていないことが課題となっている。地元の松代観光推進機構などは2016年、大規模改修を市に要望していた。客室の数やレストランの拡充などは今後検討する。

 市は、利用者の半数がマイカーで訪れることも踏まえ、駐車場を60台から200台ほどに増やすことを検討。隣接する「松代老人憩の家」の建物を解体し、松代荘の範囲を広げたい考えだ。憩の家は、近くの市保健保養訓練センターを廃止した後に移転する。

 本年度は設計を進める予定で、7月にもプロポーザル(提案)方式で事業者を公募する予定。19年度着工、20年度末の完成を目指す。総事業費は8億円程度を見込む。

写真説明:利用者の増加を狙い、長野市が大露天風呂の新設などに取り組む松代荘

北陸と信州・長野、新潟の観光情報が満載! 北陸・信越観光ナビ


信州日帰り温泉紀行