信州日帰り温泉紀行

ひまわりの湯かぐらの湯倉下の湯
「湯屋守様」に願いを 阿智・昼神温泉郷
2017/12/02 11:19

 阿智村昼神温泉郷で1日、わらで作った守り神「湯屋守(ゆやもり)様」を各旅館の玄関先に据えるイベント「昼神の御湯(おんゆ)」が始まった。同日朝、湯屋守様16体に神様を宿らせる降神祭を、温泉郷中心部にある恩出橋の上で開催。総合的な学習の一環で地元の昼神温泉郷について学ぶ阿智第三小学校の4年生7人も神事を見守った。

 湯屋守様は、同日から飯田市遠山郷(上村、南信濃地区)で行われている「遠山の霜月祭り」(国重要無形民俗文化財)の後、神様に昼神温泉で休んでもらう間、邪悪が入り込まないよう温泉郷を守る―という設定。湯屋守様は各旅館で顔かたちが異なり、大きさも高さ1〜2メートル余といろいろ。長寿や安産などそれぞれに願いが込められている。

 来年3月2日まで玄関先に置き、入浴客には、神様と一緒に入浴したとして「入湯の証し」の札を配る。同3日、湯屋守様を燃やして天に送る「御焚(おた)き上げの儀式」を行う。

 湯屋権現社氏子総代の下原隆志さん(56)は「昼神温泉郷が、お客さんがくつろいでいけるような場所に発展してほしい」と話していた。

写真説明:湯屋守様を前に行われた神事。昼神温泉郷について学びたいと、阿智第三小の児童も参加した

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