信州日帰り温泉紀行

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「精進湯」25日から無料開放 3月末閉鎖の諏訪市営温泉
2017/03/24 10:09

 31日の営業を最後に閉鎖される諏訪市のJR上諏訪駅近くにある市営温泉施設「精進湯」が、25日から無料開放される。1978(昭和53)年に開業して以来、身近な温泉施設として利用してくれた地域住民への感謝を込めたサービスで、「昔を懐かしみながら湯に入り、名残を惜しんでほしい」と市水道局営業課。31日午後5時からは「さよなら精進湯」と題したイベントを開き、のれんを下ろす。

 同課によると、精進湯は江戸時代から名湯として知られ、近くの手長神社の参拝者が身を清めたことから、その名が付いたとされる。現在の精進湯ビルは鉄骨3階建てで、市が地元の組合から温泉を引き継いだのに伴って、78年に建設した。

 ピークの83年度は約3万1600人が利用したが、近年は6千人余に落ち込み、年間300万〜400万円の赤字が出ていた。建物が耐震基準を満たしておらず、設備の老朽化もあって2016年度末での閉鎖が決まった。

 同ビルの一部は現在、高校生らの居場所「←(あげ)すわ」となっており、市は17年度末まで利用を認めている。18年度以降にビルを解体する方針。跡地の利用法は未定だが、市は現地に精進湯の歴史などを紹介する看板を立てたいとしている。

 精進湯の営業時間は午前7〜10時と午後2〜8時。27日は休業する。

写真説明:31日を最後に閉鎖される精進湯

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