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「ゆうふるtanaka」温水プール廃止へ 東御市が16年度にも改修
2014/12/12 10:35

 東御市は11日、田中の市営温泉健康複合施設「ゆうふるtanaka」3階の温水プールを改修し、介護予防に使うスタジオにする方針を明らかにした。「利用者が減っているため、燃料代などの経費がかさむプールをやめ、需要がある介護予防の場として活用する」としている。同日の市議会定例会の一般質問で市側が示した。18日に市勤労者会館で利用者説明会を開き、2016年度には改修工事を実施したい考えだ。

 計画では「ゆうふる」3階のスタジオ、スポーツジム、プールのうち、歩行浴などができる水深1メートルのプールを床張りのスタジオに改修。お年寄りが健康体操をしたり、集まって交流したりする介護予防の部屋として使う。

 「ゆうふる」は1999年7月に開館した。鉄骨コンクリート3階建て、延べ床面積4950平方メートル余で、1階は駐車場と機械室、2階は日帰り温泉施設、3階はスポーツゾーンになっている。市は公共施設の在り方を見直すため、07年度、「ゆうふる」など四つの市営温泉施設について利用実態を調査。「4施設は改善を加えて存続させる」との方針を決めていた。

 市商工観光課によると、13年度にプールの運動プログラムを利用した人は8269人で、09年度より31・7%減少した。3階の維持管理費は年間約3500万円で、うちプールに1200万円かかる。プールの廃止で燃料代などの経費を抑えられるという。

 市は、他の温泉施設についても順次、改修や見直しを進めている。布下の「御牧乃湯(みまきのゆ)」は建て替えて規模を縮小し、11年12月に営業を再開した。八重原の「明神(みょうじん)館」は15年度に客室を増築する予定だ。

 市はこれまで、9月にまちづくり審議会に、10月に地元の田中、常田の両区役員に「ゆうふる」の改修計画を説明した。計画に対しては、プール利用者の有志が存続を求めて市議会に陳情を提出している。

写真説明:東御市が、改修してスタジオにする方針を示した「ゆうふるtanaka」のプール

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