新ジビエ料理いかが? 食で下伊那をアピール
下伊那郡内で、シカやイノシシの肉を使った新メニューが相次いで登場している。飯田市南信濃の食堂は遠山郷(飯田市南信濃・上村)産のシカ肉とジャガイモを使ったコロッケ、阿智村のうどん店はだし汁にイノシシ肉を入れたつけめんの販売を始め、好評を得ている。
南信濃でジビエ(野生鳥獣肉)料理などを提供している飲食店「食楽工房元家(げんや)」は、「四角い」「シカ喰(く)い」に掛けて四角形のコロッケを考案。7月下旬に提供を始めた。注文しながら名前の由来を知った観光客は「なるほどね」と笑顔を見せる。
オーナーの片町元彦さん(35)は「訪れた人に食でも遠山郷を印象づけたい」。遠山郷産のシカ肉を使ったコロッケは以前提供したことがあるが、一般的な丸い形だった。今回はシカ肉の消費につなげようと、形を変えて肉の量も2倍にした。
持ち帰りにも応じており、夏休みの親子らに「散策しながら味わってもらいたい」と片町さん。1個290円、コロッケ定食は850円。
阿智村駒場のうどん店「うどんやこいけ」では、村の猟友会員が有害鳥獣駆除で仕留めたイノシシの肉を使ったつけめんが好評だ。肉を煮込んだしょうゆ仕立ての熱いつゆに冷たいめんを入れて食べる。
店長の小池昇治さん(33)は「夏でもジビエを食べたいとの声に応えた阿智ジビエの第2弾です」と意気込む。昨年の冬に第1弾としてボタン鍋焼きうどんを始めたものの、夏場はメニューから外している。
小池さんは「年中ジビエを食べられるよう、これからもいろんなメニューに挑戦したい」と話している。並盛り1100円。

(10年8月 4日掲載)