江戸~大正の絵馬にみる願い 長野市立博物館で特別展
長野市小島田町の市立博物館は9月26日まで、江戸時代から大正時代にかけて市内の寺社に奉納された絵馬を集めた特別展「お願い!神さま仏さま絵馬にみる人々の願いと暮らし」を開いている。
当時の暮らしや古典の名場面などが描かれた約100点を展示。横幅が3メートルを越すものもある。1901(明治34)年、同市芋井の「隠滝(かくれだき)不動尊」に奉納された絵馬には、当時県内で盛んだった養蚕の一連の作業風景が描かれている。学芸員の細井雄次郎さん(37)は「繭がたくさん採れるよう願う人々の姿が想像できる」と話す。
同館は2007年から3年間、市民約30人とともに市内の33の寺社に所蔵されている絵馬309点を調べた。細井さんは「昔の人の絵馬の楽しみ方や暮らしなど、絵馬をきっかけに新たな発見をしてもらえたらうれしい」と話している。
午前9時~午後4時半。月曜、祝日翌日は休み。一般400円、高校生150円、小中学生100円(土曜日は無料)。
【写真説明】養蚕の作業風景を描いた絵馬を見る子どもたち
▼長野市立博物館の地図 |
(10年7月31日掲載)