生地も具も信州産の「牛まん」発売 食品卸2社が開発
ともに食品卸のタカ商(長野市)と大国屋(北安曇郡白馬村)は、一部の調味料などを除き、具材や生地の小麦粉にすべて県内産の原材料を使った「牛(ぎゅう)まん」を共同開発し、20日に発売する。観光客が手軽に楽しめる信州の味を提供しようと企画。土産品としてアピールする。
牛まんは1個105グラム。具材のうち、牛肉は大国屋が扱う信州牛を約20グラム使用。野菜は中南信地方で収穫した玉ネギやニンジンなどを使った。調味料のしょうゆ、みそも大豆から県内産。塩や砂糖は県外産のため、原材料に占める県産の割合(重量比)は91%という。
大国屋が昨秋、信州牛を使った商品の開発をタカ商に提案。同社が主に扱うパン生地のノウハウを生かして「牛まん」を考えた。牛肉の味を引き出すため、薄切りにしてあぶるなど調理法を工夫。長野市や諏訪市の5店で1個300円前後で発売する。
冷凍パックも発売予定で、既に松本市の土産品卸売業者と契約し、さらに約10社の引き合いがあるという。タカ商の高橋定之社長は「値段は高くてもこだわりの商品として土産品になりうる」としている。当初1年間の販売目標は15万個。問い合わせは同社(電話026・283・0731)へ。
【写真説明】タカ商と大国屋が開発した「牛まん」。具も生地の小麦粉も100%県内産の材料だ
(10年7月14日掲載)