旧中山道に山車繰り出す 木祖の薮原祭り始まる

7月8・9日
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 木曽地方の夏祭りの皮切りとなる木祖村の薮原祭りが8日、2日間の日程で開幕した。雌と雄の獅子を載せた山車2台が旧中山道に繰り出し、平日にもかかわらず、親子連れなど大勢の人でにぎわった。

 山車2台が擦れ違う「寄(よ)け合い」が最大の見せ場。沿道の家々の厄払いをしながら進んできた2台が向き合うと、順に獅子舞を披露。見守った人たちは雌獅子に「色っぽいぞ」、雄獅子には「いいぞ、渋いぞ」と声を掛け、はやし立てた。

 半世紀以上前に、長野市から沿道の家に嫁いで以来ほぼ毎年欠かさず祭りを見てきたという篠原節子さん(82)は、若者が山車を引く様子をいすに腰掛けて見守り、「笛の音がにぎやかでいい。大好きです」と、目を細めていた。

【写真説明】山車同士がすれ違う「寄(よ)け合い」。勇壮な獅子舞にたくさんの人が見とれた

(10年7月 9日掲載)

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