田中家伝来の茶道具展 須坂で江戸時代の作品中心に

9月6日まで
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 須坂市の田中本家博物館で17日、田中家伝来の茶道具の企画展が始まった。江戸時代の作品を中心に、約130点を展示。江戸時代に北信濃を代表する豪商だった田中家では、須坂藩に訪れた文人や墨客をもてなすため、さまざまな茶道具がそろえられたとみられている。

 煎茶(せんちゃ)の道具は、茶わん、急須など。茶わんは、須坂藩主が招いた陶工吉向(きっこう)松月(しょうげつ)や、江戸後期の著名な陶工青木木米(もくべい)らの作品が並ぶ。色鮮やかな鳳凰(ほうおう)が描かれた18世紀の景徳鎮の茶つぼ、伊万里焼の「水注」も見ることができる。

 抹茶道具では、17世紀の李朝時代の朝鮮で作られた茶わん、室町時代の茶釜などが目を引く。江戸期の著名な茶人小堀遠州が作った茶しゃくも貴重なものだという。

 静岡市から訪れたパート永井妃都美さん(57)は「さすがに持っている道具が違うという感じがした」と話していた。9月6日まで。

【写真説明】田中家伝来の茶道具が並ぶ展示会場

▼田中本家博物館の地図

(10年6月18日掲載)

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