分杭峠の水でどら焼き 伊那で人気のパワースポット

 
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 伊那市の第三セクター伊那市観光株式会社は、パワースポットとして人気が高まっている同市長谷の分杭(ぶんぐい)峠近くでくみ上げた地下水を使ったどら焼き「気どら」を発売した。地域の土産品として売り込み、消費を促す取り組みの一環だ。

 同市高遠町の菓子店が製造する。水には「気」と呼ばれるエネルギーが入っているとされ、「気どら」と命名。勾玉(まがたま)を組み合わせたようなデザインで陰と陽を表すという「太極図」の焼き印を表面に押した。焼きごても「菓子店が峠で気を込めた」(伊那市観光)という。

 1個150円。峠との間を往復するシャトルバス発着点の売店と長谷の宿泊施設「入野谷」で6日に発売したところ、1日に100個ほど売れているという。

 シャトルバスは峠付近の渋滞対策で3月から運行し、平日200~300人、休日千人ほどが利用。警備員の配置やトイレの管理など同社の負担はかさむ。「気」にまつわる土産品はまだ少なく、「訪れる人にお金を落としてもらう仕組みをつくらないと、峠の環境は守れない」と、次の商品企画も練っている。

【写真説明】伊那市観光株式会社が発売したどら焼き「気どら」

▼分杭峠の地図

(10年6月10日掲載)

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