「成田エクスプレス」運行へ 長野-湯田中で来春から
長野電鉄(長野市)は3日、成田空港と都心などを結ぶ成田エクスプレスの車両をJR東日本から購入し、来春から長野-湯田中間の特急列車として運行すると発表した。長電の特急車両は小田急電鉄の旧ロマンスカーを活用した「ゆけむり」と、成田エクスプレスの各2編成に。製造から50年前後を経た2000系2編成は廃車にする。
購入したのは、1990年製造の253系で、3両ずつの2編成。購入額は明らかにしていない。長電は今後、ワンマン運転や寒冷地に対応させるため、車両を改修する。
ゆけむりとともに特急運行してきた2000系は1957(昭和32)年と64年製造で老朽化が進み、代替車両を探していた。昨年10月に成田エクスプレスで新型車両が導入され、運行から外れる253系の多くが廃車になるとの情報を受け、長電側が引き受けを申し入れた。
長電の笠原甲一社長は「乗り心地が良くなり、快適な旅が楽しめる。ゆけむりと同様、電車に乗ること自体を楽しんでほしい」と話している。
【写真説明】長野電鉄が来春から特急列車として運行する成田エクスプレスの車両
(10年6月 4日掲載)