オペレッタ「こうもり」 松本で2日に日本初公演
松本市のまつもと市民芸術館で2日にオペレッタ「こうもり」を上演するウィーン・シェーンブルン宮殿劇場の歌手やスタッフら計約120人が31日、同市に到着し、同芸術館で通しげいこをした。信濃毎日新聞松本本社創設60周年を記念し、信濃毎日新聞社が主催するオペレッタ。250年以上の歴史を持ち、ウィーンを代表する同劇場一行が来日するのは初めてで、舞台装置も同劇場とほぼ同じものを使う。
同劇場は1747年、皇帝マリア・テレジアの命により建設。ヨハン・シュトラウス2世が1874年に作曲した「こうもり」は19世紀ウィーンの夜会や刑務所を舞台に、実業家の男とその妻、男に復讐(ふくしゅう)しようとする友人らが織りなす喜劇で、同劇場では夏の風物詩として毎年上演する人気の演目だ。
今回の公演では、本来床に置く大道具を天井からつり下げるなど細かい違いはあるものの、同劇場とほぼ同じ舞台装置を使用。ソリストもウィーン国立歌劇場など欧州の著名劇場に出演した経験のある歌手が多数出演する。
一行は、31日午前10時から約7時間かけて舞台装置を組み立てた後、出演者約40人が本番の衣装で通しげいこをした。公演の企画制作をしているテス・カルチャーセンター(長野市)代表の太田恵さん(48)は「シェーンブルン宮殿劇場の豪華絢爛(けんらん)な雰囲気をぜひ味わってほしい」と話している。
松本市を皮切りに、東京や名古屋など計9カ所で上演する予定だ。午後6時半開演。チケットはSS席1万5千円、S席1万3千円、A席1万円、B席8千円、C席6千円(全席指定、税込み)。問い合わせは信毎事業部(電話026・236・3399)へ。
【写真説明】オペレッタ「こうもり」の通しげいこ。上演するウィーン・シェーンブルン宮殿劇場の一行は初来日だ=まつもと市民芸術館
▼まつもと市民芸術館の地図 |
(10年6月 1日掲載)