御柱祭を支えた人々紹介 諏訪で信玄の文書など40点

6月20日まで
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 諏訪大社御柱祭の開幕を控え、諏訪市中洲の市博物館で16日、過去に祭りをさまざまな人々が支え、守り続けてきた歴史を紹介する特別展「諏訪信仰と御柱祭」が始まった。江戸時代の騎馬行列の配置を描いた「御柱絵巻」や、武田信玄が御柱祭の再興に力を入れた経過を示す史料など40点余を展示している。

 諏訪信仰の神事などを伝える記録「諏訪大明神画詞(えことば)」によると、御柱祭は平安時代初めから当時の信濃国全体がかかわる形で行われていた。その後、争乱が繰り返される中で祭りなどの神事が十分にできなくなったが、諏訪明神を信仰していた信玄が再興に努めたとされる。信玄が以前のように神事を行うことを諏訪社(現在の諏訪大社)に指示した文書の写しも展示した。

 御柱絵巻は、江戸後期の作品を明治時代に模写した。御柱の曳行(えいこう)で、高島藩の武士や諏訪社の神官などが行列に入り、御柱を警護した様子が描かれている。ほかに、祭りの費用がかさむため村役人が高島藩に補助金を申請した書面なども展示した。

 市博物館の担当学芸員は「神職や武士、庶民らが力を合わせて御柱祭を守ってきたことが伝わればいい」としている。

 6月20日まで。入館料は一般310円(4月以降300円)、小中学生150円。

【写真説明】御柱祭に登場した騎馬行列の様子が描かれた御柱絵巻などが並ぶ会場

▼諏訪市博物館の地図

(10年3月17日掲載)

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