「ボルダリング」専用ジム 松本にオープン

 
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 松本市中央で洋服店を経営する加藤隆章さん(38)は、ロープなどを使わずに岩場や人工壁を登るスポーツ「ボルダリング」のジム「EdgeandSofa(エッジ・アンド・ソファ)」を同市島内にオープンさせた。日本山岳協会(東京)によると、国内でも専門のジムは「まだ珍しい」という。

 加藤さんはクライミング歴13年。ボルダリングは登山愛好者の間では親しまれているが、一般の知名度は低く「山に興味がない人にも魅力を伝えたい。ロープなどの道具が必要ないので、気軽に誰でも楽しめる」と、5~6年前からジムの開設を考えていた。

 倉庫を借りて転用したジムは340平方メートル。ボルダリング壁は高さ4メートル余で、壁が手前に傾斜した「オーバーハング」の部分もある。「ホールド」と呼ばれる突起を手掛かりに、設定された課題を登る。プロクライマーの平山ユージさんらが設定した上級者用から子ども向けの設定まである。

 また、「おしゃれに楽しんでほしい」と国内外のアウトドア用のシャツやバッグなどを並べた店を併設した。

 6日のオープン初日は無料開放。200人余が訪れ、クライミング愛好家以外にも家族連れや若い女性らでにぎわった。クライミング歴5年という主婦今井恵利沙さん(29)=松本市蟻ケ崎=は「専用の靴さえあればできるので、ボルダリングは楽しみやすい」と魅力を話した。

 日本山岳協会によると、ボルダリングは2008年の大分国体から山岳競技の種目となり、昨年4月にワールドカップ(W杯)が埼玉県内で開催されるなど、若者を中心に人気は高まっているという。

 利用時間は正午~午後10時半(日曜・祝日は9時)で、料金は大人1日1800円。問い合わせはエッジ・アンド・ソファ(電話0263・31・6183)へ。

【写真説明】ジムのボルダリング壁を登る加藤さん。「自分の限界に挑戦する楽しみがあります」

(10年3月13日掲載)

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