ジビエ料理の飲食店ガイド 飯伊の猟友会が作製
飯伊連合猟友会(会員762人)が、飯田下伊那地方で捕獲したニホンジカなどの野生獣肉(ジビエ)を提供している飲食店のガイド「南信州ジビエ山味(やまあじ)三昧(ざんまい)」を作った。同猟友会として初の試み。肉の消費を増やすとともに、狩猟や個体数調整(駆除)への理解を広げる狙いだ。
シカやイノシシの肉を使ったジビエ料理を提供している飲食店や旅館、民宿など計39店舗・施設を、飯田市と下伊那郡に分けて写真付きで紹介。煮込み料理や豪快に盛った丼、ぼたん鍋のほか、シカ肉のハンバーガーや熊の焼き肉定食などが並ぶ。シカ肉の角煮や空揚げの作り方も載せた。
同地方では2008年度、ニホンジカの捕獲数が4354頭と過去最多に上った。ただ、同猟友会事務局によると、07年度の調査では捕獲されたうち食用肉に使われたのは2割ほどだった。ジビエ料理に関心を寄せてもらうことが、捕獲を続ける猟友会員らの意欲向上につながるとして店舗情報を集めた。
ガイドはA4判、12ページ。飯伊地方への交通手段や地図も掲載。3万部作り、管内や東海地方などの観光案内所に置いて無料配布している。問い合わせは同猟友会事務局(電話0265・53・0423)へ。
【写真説明】飯伊連合猟友会が作った飲食店ガイド「南信州ジビエ山味三昧」
(10年2月17日掲載)