江戸時代のひな祭り料理再現へ 須坂の田中本家博物館

 
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 須坂市穀町の田中本家博物館は、江戸時代末期のひな祭り料理を味わってもらう会食会を3月に開く。同家に伝わる古文書を基に、約160年前に催された祝膳(しゅくぜん)を再現する企画で、参加者を募っている。

 会食会で再現するのは1849(嘉永2)年3月3日、田中家5代当主の初孫の初節句で、須坂藩の家老たちに振る舞われた料理。ヒラメの刺し身やタイの塩焼き、サザエの吸い物など「山国信州では大変貴重だった海の幸」(同館)をふんだんに盛り込んだ料理になっているという。

 古文書には、伊万里の磁器や輪島漆器など、盛り付けた器の名前も記されている。当日は現在も残っているそれらの器を使い、忠実に江戸時代の料理を再現する予定だ。

 会食会は、3月8、14、18、20、23、27、28日の午前11時から。会食会後、館内で開催中の展示「田中本家のおひなさま」の案内もある。各回20人の予約制で、参加費は1人1万5千円。問い合わせは同館(電話026・248・8008)へ。

【写真説明】会食会で再現する江戸時代末期のひな祭り料理

▼田中本家博物館の地図

(10年2月17日掲載)

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