今年も斑尾で雪原の映画祭 短編上映、映像講習会企画
飯山市の斑尾高原で11~14日、雪で作ったスクリーンを使う「みゆき野映画祭in斑尾2010」が開かれる。昨年に続き2回目の今年は子どもが映像作品を作る講習会を企画するなど、内容を充実させた。準備を進める人たちは「冬と言えば斑尾高原の映画祭と連想できるようになればいいね」と期待する。
映画祭は、雪原に造成した劇場が会場。昨年は雪で高さ約2・7メートル、横約5・4メートル、厚さ約0・6~0・9メートルのスクリーンを作り、主に北欧の短編作品を上映した。今年も11~13日の夜に北欧や日本の短編を上映する。14日夜は閉会式。8日に劇場造成を始める計画だ。ビデオを使って作品を作る講習会は、13日午前9時~午後6時に実施する。
映画祭を発案したフィンランド在住の橋本晴子さん(33)=大阪市出身=によると、昨年の映画祭は主に橋本さんの個人資金を使い、ボランティアも宿泊費などをすべて負担した。資金や労力の面で負担が大きく、2回目は行わない考えだったという。
しかし昨年夏に斑尾高原を再訪した際、地元の協力者らが「もう一度やろう」と提案。橋本さんは「応援してくださる方がいる限りは続けた方がいいのか」と再挑戦を決めたとする。昨年に続き劇場作りに参加する関均・斑尾高原スキー場社長は「冬の斑尾高原の名物に育てたい」と語る。
橋本さんによると、北欧では表現力を養う目的で子どもに映像作品を作らせる例がある。そうした取り組みを日本にも紹介しようと、講習会を企画した。現地で親しまれている野外用テントサウナの体験や北欧の菓子作り教室も計画する。橋本さんらは、劇場造成を手伝う人や映画祭の運営スタッフを募っている。スポンサーも募集している。
映画祭の上映時間は11日が午後5時~7時。12、13日は午後6時~10時。入場料は1プログラム(30分)千円。講習会の参加は無料だが予約が必要。問い合わせ、申し込みは電子メール(info@snowcollective.com)で橋本さんへ。
【写真説明】雪で作ったスクリーンを使った「みゆき野映画祭」の会場=昨年2月
▼斑尾高原の地図 |
(10年2月 5日掲載)