味わいまろやか「そばの里」 茅野産ソバの焼酎完成

 
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 茅野市内で遊休農地を利用してソバ栽培に取り組む「八ケ岳岳麓(がくろく)蕎麦(そば)園」(茅野市湖東)が育てたソバで仕込んだ焼酎「そばの里」が完成した。茅野産のソバを広くアピールしようと、飯田市の喜久水酒造に依頼して醸造。2007年秋に収穫されたソバを使い、仕込んでから1年半寝かしたことで、まろやかな味わいに仕上がったという。

 アルコール度数は、広く食べられている「二八そば」(そば粉8割、小麦粉2割)に掛けて28度とした。県の原産地呼称管理制度の認定を受けており、720ミリリットル入りの瓶で販売するが、価格は未定。ラベルには、社長の小平忠良さん(62)=湖東=と、ソバ栽培を指導した信大名誉教授の氏原暉男(あきお)さん(75)=南箕輪村=の顔写真も入れた。

 今回仕込んだ分は、千本程度を出荷する計画で、今後も生産を続けていく。申請中の酒類販売免許が取得でき次第、同園で売り始める。

 完成した焼酎は5日、茅野市須栗平公民館で開かれた収穫祭でお披露目された。収穫祭には、借りている田畑の所有者約80人を招き、そばや、具にそばの入ったいなりずしなどの料理を振る舞った。焼酎を味わった参加者からは「まろやかで最高」「濃くてうまい」との声が上がった。小平さんは「茅野に来れば、そばがいろいろな形で味わえると評判にしたい」と期待を込めている。

【写真説明】完成した焼酎「そばの里」。茅野をそばの名産地にしたいとの願いを込めた

(09年12月 8日掲載)

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