「野沢菜あめ」で地域PR 野沢温泉村長が発案
野沢菜発祥の地とされる下高井郡野沢温泉村で、野沢菜エキス入りのあめで地域をPRする試みが始まった。大阪から同村まで歩いた10月の「野沢菜伝来の街道・ウオーキング」に合わせて同村が企画。スキー場運営会社「野沢温泉」がシーズン入りを前に注文をするなど、もり上げに一役買っている。
あめは直径2センチ弱の俵型。発案者の富井俊雄村長は「口に含むと土臭さがある。これぞ野沢菜の風味」と話す。
富井村長によると、ウオーキング出発前日の交流会で、天王寺蕪(かぶら)のエキス入りのあめを作っている大阪の菓子製造業者に、野沢菜でも作れないか尋ねたのがきっかけとなった。
1週間ほどして村役場に約20キロ分のあめが届いた。ハッカの味が強かったものの、土臭さがあった。ウオーキングの一行に届けて野沢菜の種と一緒に配ったところ、「(長野県の)あの野沢温泉の皆さんなんですね」と会話の糸口になったという。
スキー場運営会社も大阪の業者に19キロを注文。野沢菜の風味を強調するため、今回はハッカを加えなかった。河野博明社長は「シーズン中のイベントなどでプレゼントします」と話している。
【写真説明】野沢菜エキス入りのあめを手にする発案者の富井村長
(09年12月 5日掲載)