最上級リンゴ8個1万円 高山村産の無袋ふじ
須高農協高山共撰所(上高井郡高山村)は、2009年産のリンゴ「サンふじ(無袋ふじ)」で、最上級の贈答用商品「白の香り赤のためいき」=写真=を発売した。価格はきり箱に8個計3キロを詰めて税込み1万円と、同共撰所が扱う無袋ふじの平均価格の10倍以上。不景気による果物の価格低迷に対し、高級品を作り出して村内産リンゴ全体のブランド力を上げようと商品化した。
同共撰所はリンゴを5等級に選果し、最上位級の中から農協職員や生産者代表が目視で色や形を厳選したものを「プレミアムゴールド」として販売。このリンゴを一つ一つ和紙調の紙で包み、商品名を焼き印で記したきり箱に詰めて出荷、販売する。
2個入りの紙箱(2千円)でも同じ商品名で販売。きり箱との合計で同共撰所の年間全出荷量約660トンのうち約900キロを出荷する予定だ。市場出荷もするが、直売分は既に予約で埋まっているという。
同共撰所に出荷する村内の農家約240人は、全員が農薬と化学肥料の使用量を減らして栽培する県の「エコファーマー」認定を受けている。同共撰所は「低価格志向が消費者に広がっているが、高くても品質の高さを評価してくれる人に販売したい」としている。
(09年12月 2日掲載)