来秋公演の「歌う氏子」を募集 岡谷のオペラ「御柱」

6月14日まで募集
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 岡谷市カノラホール(幸町)は、諏訪大社御柱祭のあった1998年に初演し、祭りに合わせて7年目ごとに披露してきたオペラ「御柱」の公演を来年11月28日、同ホールで開く。「歌う氏子」としてプロのソリストと共演する合唱団員を募集しており、「若い方や合唱が初めての方も大歓迎」と担当者。7月8日夜に発足式を開き、練習をスタートさせる。

 オペラは、古代のスワ(諏訪地方)が舞台。出雲の王子ミナカタはヤマト国との戦いに敗れてスワに逃れた。そこでスワの姫ヤサカと出会い、次第に人望を高めていく。ミナカタを追撃するヤマト軍や、スワの覇権を狙う勢力との争いは多くの犠牲を生むが、ヤサカは「尊い犠牲はスワの人々に永久の平和と幸をもたらすだろう」と予言し、天に帰っていく-という粗筋だ。

 合唱団員は、スワの村人や祭祀(さいし)集団、押し寄せるヤマト軍からスワを守る兵士といった役どころ。舞台装置などの裏方も市民が担う。7月8日の発足式の後は毎月2回、同ホールで練習。演出家からオペラの楽しみ方や振り付けを学ぶワークショップもある。前回は高校生から80代までの約120人が集まった。

 同ホールの担当者は「プロのソリストと交流しながら、その後の文化活動につなげていくきっかけにしてほしい。地方からも質の高い手作りの芸術文化を発信をしていければ」と期待している。

 募集要項は、ホール窓口のほか市内の公民館や文化施設などで入手できる。ファクスや郵送も可能。楽譜や台本を用意するため、6月14日にいったん募集を締め切るが、その後も応募できる。参加費は1人2000円(楽譜や台本が必要な場合は別途実費負担)。運営費としてほかに2000円がかかる。問い合わせは同ホール(電話0266・24・1300)。

【写真説明】舞台中央に現れた4本の柱を囲むように合唱が響いた前回上演のクライマックス=04年3月、カノラホール

▼カノラホールの地図

(09年5月13日掲載)

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