宝光社のご神体、みこしで中社へ 戸隠神社式年大祭

 
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 長野市戸隠の戸隠神社は3日、宝光社の祭神「天表春命(あめのうわはるのみこと)」が、父親の中社の祭神「天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)」と対面する神事「渡御(とぎょ)の儀」を行った。7年目に1度開く式年大祭(4月26日―5月20日)の中心行事の一つで、天表春命のご神体を乗せたみこしの行列が、約2キロを練り歩いた。

 宝光社で、赤い装束を着た宮司が静かにご神体を取り出し、社殿からみこしへ移した。急階段をトラックで運んだほかは、地元の男性56人が2グループに分かれて約600キロのみこしを交代で担ぎ、稚児や雅楽隊とともに2時間余をかけて中社まで進んだ。

 観光客や地元住民が沿道を埋め、ご神体が無事に中社に到着すると拍手がわいた。愛知県新城市の村松均さん(58)は「さすがに立派。みこしの担ぎ方も地元の祭りで参考にしたい」と感心していた。

 担ぎ手の責任者、木下好男さん(57)は「地元のみんなで順調にお運びできて感無量です」と話していた。

 17日には、ご神体を戻す「還御(かんぎょ)の儀」を行う。

【写真説明】観光客が見守る中、「渡御の儀」で戸隠神社宝光社から中社に進むみこし=3日、長野市戸隠

(09年5月 4日掲載)

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