飯田で新音楽祭が開幕 名フィル団員が指導

 
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 飯田市などが会場となる初の「オーケストラと友に-アフィニスのふるさと飯田音楽祭」(実行委員会、飯田市・市教委主催、信濃毎日新聞社など後援)が2日、4日間の日程で始まった。初日は名古屋フィルハーモニー交響楽団(名古屋市)の団員ら21人が、地元の小中学生や高校生、愛好家らを指導する講座「音楽クリニック」などが開かれた。

 飯田文化会館など市内4カ所で行われた同講座は新音楽祭の柱の一つで、飯田下伊那地方の音楽文化を育てようと企画した。楽器別の練習や編曲学習など計7コースを設けた。中学生と高校生の吹奏楽2コースと弦楽器2コースに参加する計約190人は4日、飯田文化会館で演奏会を開いて練習成果を披露する。

 中学生吹奏楽コースの64人と指導に当たった団員14人はこの日、ポップス曲「シェリーに口づけ」を合奏。真剣な表情で練習する生徒たちに、指揮をした名フィルポップスオーケストラのボブ佐久間さん(59)は「レベルが高くて素晴らしかった。常に緊張感を持つことを大切にしてほしい」を話していた。

 同コース団長で同市緑ケ丘中3年の山崎莉加さん(14)は「初めは硬い感じだったが、最後はしっかり曲に乗れた」と笑顔で話した。

 この日は、名フィルの弦楽アンサンブルが出張する「コミュニティーコンサート」が山間部の市南信濃地域交流センターで開かれた。期間中、飯伊地方の4市町村7会場で計10の演奏会が繰り広げられる。

【写真説明】真剣な表情で演奏指導を受ける中学生たち=飯田市の飯田文化会館

(09年5月 3日掲載)

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