大きなスモモ「貴陽」収穫盛ん 松川町で生産拡大

 
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 みなみ信州農協まつかわ地域事業本部(松川町)や松川町などが栽培に力を入れている、通常のスモモの2倍ほどの重さになる「貴陽(きよう)」の収穫作業が、町内の果樹園で盛んになっている。同農協を通して出荷する農家数も昨年の2倍に達する見通しで、関係者らは栽培定着に手応えを感じている。

 貴陽は山梨県原産で、重さは200グラム前後。果汁が多く、みずみずしい食感で甘みも強く、贈答用などでの需要が多い。

 同農協によると、町の主力果樹ナシの価格が低迷傾向のため、ナシ栽培で使う棚がそのまま使えてこの時期に収穫できる品目として、貴陽に着目。町内で栽培が始まって7年目になり、町も農家が苗を買う際に補助を出すなど支援している。

 元大島の山田正明さん(53)は、16アールで32本を栽培。木の生育とともに年々収穫量が増え、今年は昨年の2倍を見込む。果樹園には紫色をした実がなり、堅さを慎重に確かめながらもいだり、大きさをそろえて箱詰めしたりといった作業に追われている。

 山田さんは「一度食べたら必ずと言っていいほど、また買いたいと言ってくれる品種。味の良い物を出したい」と、自信を深めている。

【写真説明】スモモの「貴陽」を収穫する松川町元大島の果樹農家

(07年8月22日掲載)

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