国産品コンクールで高評価 塩尻・桔梗ケ原産のワイン
国産ワインの品質向上とPRのために開かれた「第5回国産ワインコンクール」(山梨県など主催)で、7日に発表された金賞10個のうち3個を塩尻市内のワイナリーが獲得した。県産ブドウを使用したワインを含めると、県関係が金賞の半分を占め、中でも同市桔梗ケ原産のブドウ、ワインの健闘が目立った。
13部門に全国94ワイナリーが計575銘柄を出品した。県内から金賞を受賞したのはすべて同市内のワイナリー。林農園(塩尻市宗賀)は、欧州系品種赤で金賞・最優秀を受賞。井筒ワイン(同)とサントリー塩尻ワイナリー(同市大門)は、それぞれ欧州系品種白の金賞を受賞した。
また、メルシャン勝沼ワイナリー(山梨県甲州市)が欧州系品種赤の金賞をとったワイン2銘柄のうち、1銘柄は桔梗ケ原産ブドウ、もう一方は県産ブドウを使用した。
同コンクールでは、これまでにも同市内のワイナリーや桔梗ケ原産ブドウが好成績を残している。林農園の林幹雄社長(78)は「コンクールで結果を残し続けることで、桔梗ケ原を、仏ボルドー、ブルゴーニュのような世界的なワインの銘醸地としてPRできる。これは農家の保護にもつながる」と話す。
桔梗ケ原は既に、赤ワイン用の欧州系品種「メルロー」産地として知られる。今コンクールでは、桔梗ケ原産白ワイン用「シャルドネ」を使った白ワインが初めて金賞をとった。井筒ワインの塚原嘉章社長(70)は「シャルドネの産地としても適していることが証明できた。これを機に白ワインの生産にも力を入れたい」と話していた。
【写真説明】第5回国産ワインコンクールの欧州系品種赤の部門で金・最優秀カテゴリー賞を受賞した林農園のワイン
(07年8月11日掲載)